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皮膚病と漢方

皮膚病と漢方について

美顔漢方医学では、皮膚疾患も体外(細菌・ウイルス・外傷などの外因)からの原因によるものと、体内(五臓六腑が関わる内因)の原因が皮膚に現れるもがあると考えます。

内因は瘀血「おけつ(血流の滞り)」、食毒、水毒、内熱、性病毒などです。 つまり、「皮膚は内臓の鏡」とか「皮膚の告白」と言われるのは内因説からきています。

例えば、小児のアレルギー疾患と虚弱体質は、もとを正せば過敏症であり、自律神経の失調があり、対症療法では改善が望めないものが多くあります。 漢方医学では「体質改善」が奉効する疾患です。 痤瘡「ざそう(ニキビ)」は一般的な皮膚疾患ですが、ミノマイシンなどの抗生物質や外用薬である程度治療効果を上げることができます、しかし長期になるとある程度の副作用を覚悟しなければなりません。

やはり、ニキビも全身状態の皮膚への内因の1つの表れです。 寝不足で体調が悪く疲れている時、月経の前、便秘の時や食べ過ぎ、ストレスなどで痤瘡は確実に悪化します。 にきびは他人から見ては、そんなに気にしなくても大丈夫と思えるものが多いのですが、本人にとっては大変な心痛となり、登校拒否やうつ症状を呈してしまう方もみえます。

にきびは「命は取らないが心を冒す」と言われる由縁です。 漢方医学では湿疹の増悪因子(飲食、ホルモンバランス、ストレスなど)になり得るものも考慮のうえ処方し、また、食生活を中心とした、生活習慣の指導に努めます。

皮膚疾患の治験例

写真1

アトピー性皮膚炎
23歳 OL
頸部、肘内側、膝裏、冷え、生理痛、生理不順

写真2

アトピー性皮膚炎
22歳 会社員
頸部に集中、生理不順、生理時血塊

写真3

乳児アトピー性皮膚炎
生後6ヶ月 男児
母性アトピー性皮膚炎治療中出産

写真4

乳児湿疹
生後5ヶ月 男児
頭部、顔面、妊娠中ラーメンなど過多

写真5

黒癜風
19歳 学生 男性
部活で多汗、寝汗

写真6

痤瘡(にきび)
21歳 会社員
生理過多、便秘
下痢,生理時血塊

写真1

接触性皮膚炎
33歳 男性
機械工、研磨液による接触性皮膚炎

写真2

酒皶様皮膚炎
53歳 主婦

ステロイド外用薬長期使用

蕁麻疹
 コリン性蕁麻疹
 28歳会社員 女性

アトピー性皮膚炎と漢方

少年

アトピー性皮膚炎は、時代とともに難治化し、成人の方に増加し、重症化が感じます。以前は小児の疾患として多く、成長とともに治癒された方が見えましたが、思春期以降もアトピー性皮膚炎を持ち越したり、いったん治ったのが再発しています。

なかには、30~40代になって初発する方がお見えです。年齢的に責任をもなければならない立場が影響し、多忙やストレス、寝不足、偏った食生活が影響している場合が多いようです。

症状も全身広範囲に及んだり、顔面に現れやすく外用薬などに抵抗する重症のものが多くなり、また、ステロイド軟膏の長期使用になりやすくなってしまいます。結果的にQOL(生活の質)に影響を及ぼしてしまいます。


☆皮膚疾患でお困りの方のワンポイントアドバイス    ks.h.y

皮膚疾患が慢性化するのは、皮膚表面だけの問題ではなく、体の中(内臓の諸器官)にも問題があるからです。その問題の原因を探り出し、崩れた皮膚のバランスを整えれば、皮膚疾患は自然と良くなります。
改善する方法として有効なのが自然薬と漢方療法、スキンケアです。
人はそれぞれ体質、生活習慣、肌環境が異なり、その状況によって皮膚疾患の様相も変わってきます。したがって治療に際しては、その人の体質、生活、お肌の状態を見極めたうえで病因を突き止め治療に当たることが大切になります。

アトピー性皮膚炎の治療ポイント

アトピー性皮膚炎・皮膚病全般も漢方では、体全体をみてから皮膚疾患を見ます。
気・血・陰・陽・寒・熱、そして、湿・燥などの確認が必要です。

アトピー性皮膚炎の治療では、脾胃の機能の[胃気]が重要視されます。

多飲多食や砂糖・油濃い食事、ストレスなどは[胃気]が過剰になり[水湿]が停留し、長期にわたれば火熱し[湿熱]を形成して炎症・痒みを起こし、または、増長させます。[実火]と捉えます。

逆に、脾胃機能低下(食べても肥えられない人タイプ)は[胃気]が不足し正気不足(自分で治す力の不足)で、同じく[水湿]を生じ、さらに[病邪としての火]を生じ、炎症・痒みを起こします。[虚火]です。

但し、[胃気]の不足・過剰だけでは発症しません。病邪の外邪「風(ふう)、湿、熱」が生体の虚に乗じて影響を与え発症することになります。

また、夏・土用の時期は[湿の外邪]の影響を受けジュクジュクタイプは悪化しやすく、秋・冬の時期は[風の外邪]の影響を受けカサカサタイプの方は悪化しやすい季節で対処が必要です。
内臓の冷え(裏寒)、ストレス(肝気鬱結)も大事な治療ポイントです。


●漢方の外用薬
紫雲膏(しうんこう)
  特徴:紫雲膏は漢方の外用薬で、紫根と当帰から有効成分を抽出した軟膏です。
  やけど、ひび、痔の痛み、湿疹、皮膚炎などを改善します。
  患部の血行を促し、潤いを与え、肉芽形成、また炎症を鎮める働きがあります。
  紫色をした軟膏です、衣類などに付着しないよう注意して下さい。

「太乙膏(たいつこう)」
 特徴:9種の原生薬の成分が含有しています。
 紫雲膏より清熱作用のある生薬が配合され、抗炎症作用があります。
 小太郎製薬より「神仙太乙膏」チューブ入りが新発売(平成26年)され以前と比較すると臭いなどが軽減され使いやすいと思います。
  かゆみ、軽いとこずれ、、切り傷、虫さされ、やけどなど、ご相談のうえご使用下さい。

■湿疹の経過と中医学弁証
下記は続発疹(時間経過を経て出現する皮疹)の諸型です。アトピー性皮膚炎は一般的にこの経過をたどります。
治癒には、1)~9)の流れだけではなく、2)糜爛、潰瘍→8)瘢痕、2)糜爛、潰瘍→6)痂皮などたどり治癒に向かっていくのが多くあります。
アトピー性皮膚炎をはじめとする皮膚疾患も、病気がどの位置にあるかによって、外用剤の選択、漢方の選び方が異なります。
☆ 1)表皮剥離の初期の場合なら、症状にあった保湿剤で十分良くなります。

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ご来店する際のお願い

お顔のトラブル(アトピー性皮膚炎、湿疹・にきびなど)でご相談の方はお化粧をしないでお見え下さい。適切な判断ができないことがあります。尚、お帰りの際には化粧水など用意をしいます、必要の方はご遠慮なくお申し出下さい。ご協力をお願い致します。


当店からのお願い

適切な漢方療法のためにはご本人が直接ご来店いただくことが大切です。
血液検査記録をお持ちの方はご持参ください。

0566-22-3762
〒448ー0807
愛知県刈谷市東刈谷町3丁目13番地4